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今シーズン最後のツーリングで考えたこと

11月最後の日曜日、曇っているけど最高気温12度。
今年最後かなとか思いつつ、乙字ヶ滝に行ってみました。
ツーリング141130地図

まずGSで空気圧チェック。一か月前に2.0にしておいたのに、1.6にまで落ちていました。
2.0ピッタリにして出発。

最近滑るようになったタイヤのグリップを、確認しながら慎重に行きます。
でも今回は、タイヤが冷えていても頼りない挙動は出てきません。ちょっと振ったりしても、何ともありません。
前回はエア圧確認せずに走り出していたのですが、おそらく低すぎたのでしょう。帰るころにはタイヤが温まって1.8ぐらいになってましたが、出だしは1.6あたりだったのかも・・・(^_^;)
パイロットパワーは温度より圧に敏感で、低いのはダメなんじゃなかろうか。そしてエアが抜けやすい。
ってのが一応の結論です。窒素入れた方が良いのかも・・・

三春ダムを起点に、なんとなく県道40号を石川方面に向かって南下してみます。
この道は狭いところもありますが、交通量が少なくて雰囲気のいい好きな道です。

県道40号線は飯野─三春─石川を結ぶ街道です。桜の時期には良い観桜ルート、秋は紅葉を楽しみつつ里山的風情の景色の中を走れます。ただ道幅が所々非常にに狭くなるので、車や大型バイクでは楽しくないかもしれません。
よく手入れされた里山は心なごみます。農家の庭先に柿が生ってるな~とか、土壁の古い納屋の風情とか、川の土手に植えられた並木とか、段々畑や棚田の美しさを愛でたり。
時折鎮守の森があって、入り口に小さい鳥居があったり。鳥居って異界への入り口っぽくて、良いですね。

もし外国からの客をもてなすとしたら、こういうところに連れてきたい。
田舎家で手打ちそばを食べさせたり。景色のいいところで野点をしたり。
観光立国目指して2000万人も呼ぼうってんなら、京都や東京中心じゃ間に合わない。あの手この手で日本中の観光資源を発掘しないと。
こういう東北の田舎バイクツアーなんて面白いんじゃないでしょうか。
ツーリング20141130 (800x451)

有名観光道路なんて、どうせ渋滞ばかり。俗化したお決まりの名所旧跡に、バスツアーの団体が群がって・・・
そんなのよりよっぽど良い旅ができるんじゃないかな?
幸い日本は世界一道路網が完備しているといっていいでしょう。県道農道林道、殆ど舗装されてるし。
この道路網だって立派な観光資源になりますね。

先進国のバイク好きは結構ハードなツーリングを楽しんでいるようだし、不便大変ってくらいが良いんです。
旅行会社さんひとつ企画してみませんか?

県道40号線の終点の石川町から、御斉所街道で太平洋側へ抜けようかと思いましたが、帰りが遅くなりそうなのでナビで近くの景勝地を検索すると乙字ヶ滝が出ました。ここも地元ではよく知られた場所ですが、今まではわざわざ行ってみようとは考えませんでした。
ツーリング20141130 (5) (600x800)
そう言えば芭蕉が通ったんだった。黒羽から白河の関コースで福島県入りして須賀川→郡山→二本松→福島と足跡を残しています。
芭蕉は世界的に名を知られているから、芭蕉ゆかりのツアーも良いかも・・・
野点に丁度いいばしょがあったぞ・・・とw
ツーリング20141130 (6) (800x450)

そんな大した滝ではないようですが、日本の滝100選入選とか。
ツーリング20141130 (11) (800x450)

瀧見不動堂にお参りして・・・
ツーリング20141130 (10) (800x449)

芭蕉の句 五月雨の滝ふりうつむ水かさ哉
須賀川に8日間逗留したあと、発つ日に(新暦6/16)名所の乙字ヶ滝を見物に立ち寄っています。
ツーリング20141130 (2) (800x450)

対岸からみる乙字ヶ滝。芭蕉もわざわざ遠回りして対岸へ行っているようです。水量が少ないときは、昔はここを普通に渡っていたようですが、五月雨あとで水嵩が増していたようですね。ま、バイクだとあっという間。
ツーリング20141130 (2) (600x800)

近場にもまだまだ見るべき場所があるんだなと、再認識しました。
そう言えば司馬遼太郎さんの『街道をゆく』は、バイク旅のいいお手本ですね。教養ある人は旅の内容が全然違うと。

私のたのしみというのは、毎日、書斎でうずくまっていることらしい。やがてそこから人間がやってくるのに逢う。いまだにやって来ぬ人もいる。旅には、そのために出かけるようなものだ。

人間は、古代から「暮らし」のなかにいる。たとえ廃墟になっていて一塊の土くれしかなくても、その場所にしかない天があり、風のにおいがあるかぎり、かって構築されたすばらしい文化を見ることができるし、動きつづける風景を見ることができる。

人間という痛ましくもあり、しばしば滑稽で、まれに荘厳でもある自分自身を見つけるには、書斎での思案だけではどうにもならない。地域によって時代によってさまざまな変容を遂げている自分自身に出遭うには、山川草木のなかに分け入って、ともかくも立って見ねばならない。
司馬遼太郎 「私にとっての旅」より
   

無教養な私は、やたらとかっとんで喜んでいるだけなので、大いに反省しました。

ツーリング20141130 (14) (800x450)
帰路、茶会の菓子を注文するため、神山菓子店に寄りました。この菓子店は三春藩から名字帯刀を許された由緒正しい老舗なんです。
ここは主菓子も干菓子も絶品です。また、素朴な味噌饅頭も名物。

午後は急に気温が下がってきました。今年最後のツーリングを惜しみつつ、家路につく途中こんなアイディアも浮かびました。
マイエイジナンバー道路を走るってのも、面白いかも。58歳なら国道や県道58号線を起点から最後まで走り切ってみる。
60歳になったら60号線。66歳になったらアメリカに行ってR66?(笑)
どんな街道でも、歴史やその土地の空気感を感じながらたどったら、良い旅になる筈だと。
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ジャンル : 車・バイク

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No title

福島はもうそんな時期なんですね
(ノ゜ο゜)ノ
雪が降らずとも
寒さと路面凍結が恐ろしいですからね
Σ(-∀-;)

そぉいえば
タイヤのエア圧なぞ
自分ではまるっきり管理してませんでした
気温が下がってきたので
確かに内圧も下がってきてますもんね
ちなみにN2 ガスに
効果はありませんょ
あれで効果があるのは飛行機か
マイナス40℃くらいまで気温が低下する
北海道の一部とか
(σ≧▽≦)σ

Re: No title

とださん

ネイキッドだけに、寒さには弱いですw
冬でも通勤通学を二輪でこなしている強者もいるんですけど、私は軟弱なので (≧◇≦)

窒素に効果なしって、そうなんですかー
何となく抜けにくいイメージがあったのですが、きちんと圧の管理していれば済む話なんですよね。
タイヤをパイロットパワーに替えてから、内圧に敏感になったような気がしてます。

その点ホンダ車は寛容に出来てるのかも知れませんね。ウラヤマシイ。

No title

窒素が抜けにくいという話
某大手カー用品店でよく聞く話ですが
もしそれが事実なら

空気の78%が窒素であるのは周知の事実
それ以外の22%の何かが抜けて
その分空気を足していく
これを繰り返せば最後はタイヤ内には窒素しか残らなくなって
内圧が下がらなくなる?

そんな訳ありませんよね
(σ≧▽≦)σ

Re: No title

とださん

なーるほど!明解ですね。納得です。(゚∀゚)
レースなどで窒素を使うのは、何か別の理由があるんでしょうかね~
バイク弄り全般、民間療法的な効果の疑わしいものと、しかるべきところで実証されたものと、きちんと見定めてやらないといけませんね。
でも、いかがわしいものほど魅力的なんですよね~┐(´-`)┌
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