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炉開きの茶会に行きました

一昨日のことですが、炉開きの茶会に誘われて、出かけました。
11月から、茶の湯では炉の季節になります。
茶家には新茶が届いて、茶壷を開封する「口切」を行う季節でもあります。
車で小一時間の道程を、紅葉に目を楽しませながら伺いました。

寄り付き待合で客を迎えてくれたのは、有馬頼底老師のこの短冊
短冊 有馬頼邸 四海波云々
「四海浪平龍睡穏」 四海浪平にして龍穏やかに睡る

後でわかったのですが、この日の正客は(私以外みな70代女性です いつもながらw)実家が津波で流され、生まれ育った環境すべて消えてしまったとのことでした。
また四人の客のもう一人は双葉町のかたで、原発事故で帰れなくなった方。たくさんあった着物を取りに行ったら、自宅が竹林のなかに埋もれていたそうです。箪笥が開かなくなっていたので、ハンマーで壊して着物を取り出したとか。帰るのは諦めて、縁もゆかりも無い土地に家を建てたそうですが、お茶の弟子たちは散り散りバラバラですと。
自宅と店が半壊だった私などは、まだ楽な方ですね。

私たちの慰めになるように、ご亭主がわざわざ有馬頼底老師に揮毫してもらったのでしょう。

料理も美味しく、裏千家家元好みの香に包まれ、素晴らしい取り合わせの道具を見せていただきました。
でも一番心に残ったのは、この短冊でした。
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テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

こんにちゎ
11月に新茶が届くのですか?
やはり何か普通のお茶とは違うんでしょうね
(^-^;)
うちは嫁さんの実家が茶畑持っているので
五月になると新茶が届きます
お茶葉の天婦羅とか変わったものが食べれますよ

Re: No title

とださん

奥様の実家に茶畑ですか。いいですね~

> 11月に新茶が届くのですか?
> やはり何か普通のお茶とは違うんでしょうね
> (^-^;)

不思議に思われるのも当然です。いくらなんでも遅すぎだろって。
昔の習慣が今も残っているわけですが、抹茶の原料の碾茶に加工した後、葉茶壷に詰めて納められます。
それが10月から11月になってしまうわけで、11月は茶人の正月とも呼ばれます。
流石に現代では、新しい抹茶も夏には出回りますけどね。

> うちは嫁さんの実家が茶畑持っているので
> 五月になると新茶が届きます
> お茶葉の天婦羅とか変わったものが食べれますよ

お茶葉の天婦羅!美味しそうですね~
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