FC2ブログ

炉開きの茶会に行きました

一昨日のことですが、炉開きの茶会に誘われて、出かけました。
11月から、茶の湯では炉の季節になります。
茶家には新茶が届いて、茶壷を開封する「口切」を行う季節でもあります。
車で小一時間の道程を、紅葉に目を楽しませながら伺いました。

寄り付き待合で客を迎えてくれたのは、有馬頼底老師のこの短冊
短冊 有馬頼邸 四海波云々
「四海浪平龍睡穏」 四海浪平にして龍穏やかに睡る

後でわかったのですが、この日の正客は(私以外みな70代女性です いつもながらw)実家が津波で流され、生まれ育った環境すべて消えてしまったとのことでした。
また四人の客のもう一人は双葉町のかたで、原発事故で帰れなくなった方。たくさんあった着物を取りに行ったら、自宅が竹林のなかに埋もれていたそうです。箪笥が開かなくなっていたので、ハンマーで壊して着物を取り出したとか。帰るのは諦めて、縁もゆかりも無い土地に家を建てたそうですが、お茶の弟子たちは散り散りバラバラですと。
自宅と店が半壊だった私などは、まだ楽な方ですね。

私たちの慰めになるように、ご亭主がわざわざ有馬頼底老師に揮毫してもらったのでしょう。

料理も美味しく、裏千家家元好みの香に包まれ、素晴らしい取り合わせの道具を見せていただきました。
でも一番心に残ったのは、この短冊でした。
スポンサーサイト



テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

検索フォーム
アルバム
最新記事
カレンダー
10 | 2013/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
カテゴリ
DIY (3)
最新コメント
リンク
プロフィール

motoマジマン

Author:motoマジマン
From福島県郡山市
3.11をきっかけにリターンしました
バイクや車の話が好きなんです

最新トラックバック
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

FC2カウンター