京間にこだわる訳は、京間サイズの畳を基準に茶道具が作られているからです。
またお点前も京間サイズだとゆったりとしたスペースで楽ですが、江戸間では窮屈でやりにくい。
小柄な女性は江戸間の方がやり易いそうですが、昔は茶の湯は男のものだったので男に合う寸法になったのでしょう。
京畳が大きいのは税逃れのためと言う説があります。
畳数に比例して税額を決めていたのでしょうか?

京畳は6尺3寸と決まっていて、それに合わせて柱の位置が決まります。
江戸間は柱の芯間の距離で決まり、それに合わせて畳の大きさを加減します。
柱が太くなれば、畳はその分割を食って小さくなります。
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